積み木遊びから多くのことを学ぶことができます。子どもが積み木を色々な置き方をするときに筋肉を使い、微細運動・粗大運動力が向上し、創造性も養われます。タワー、家、道路や町を作ることでその子の想像力の天下となります。
このように積み木遊びだけではなく様々なことを学ぶことができます。町作りは社会科勉強の始まりにもなります。自分の住んでいる場所をそっくり再現することができ、それぞれ作るときに問題解決能力が試されます。橋はどうやって作ろう?トンネルは?短い積み木より長い方がいいのか?
遊ぶときに子どものそばにつきます。「赤い積み木は何個?」「青いのはいくつだろう?」と聞き、形や色で認識させましょう。こうして初歩的な算数が学べます。数える以外にも重さや長さを測ることも覚えることができます。
言語能力はどうでしょう?子どもが遊んでいるときに作ったものについて話し、それを録画してみましょう。これは何?なんでそこにあるのかな?自由回答式の質問をし、答えの説明をしてもらいます。積み木の形、大きさ、色、そしてパターン、直線やタワーについて話し、説明を膨らましてもらいましょう。
男の子であれ、女の子であれ、子どもは皆、積み木遊びが大好きです。子どものために高価な積み木を買う必要もありません。お家で作ってみてはいかがでしょうか?牛乳パックを洗って乾かし、ハリボテにして絵の具で塗ってもいいのです。まず開いた口をしっかり閉じ、木工ボンドと新聞紙でパックを完全に覆います。丸一日乾燥させ、色づけをします。建物用に窓を描くこともできます。大きさの異なる箱も混ぜると遊びの幅も広がります。
一番手っ取り早く積み木を作るには、近くの材木屋やDIYショップで廃材を入手することです。適当な大きさに切り(お店でもカットサービス有)、断面をきれいにし、色づけすると出来上がりです。
毎日遊びたくなるようなクリエイティブな空間で作ってもらいましょう。積み木遊びは達成感も与えてくれます。多くのスキルを養い、視覚と手の協調性、また自尊心や自信も向上することでしょう。