エコ教育

屋外での遊びは子どもにとって重要な知覚体験です。日常的に外で遊ぶ子どもは自然について知識が増えるだけでなく、言語能力が発達し、健康状態が向上し、自身の身体や心のコントロールが上手になると言われています。作業療法士の視点からすると、週に一度の外遊びの経験は決して十分ではないそうです。子どもの知覚システムが健康であるためには、毎日外で遊ぶことが重要です。ふと思いついたときに腹筋を3回するだけでは引き締まった体にならないのと同じで、健康的な知覚システムを整える為には、日常的に遊んで動き回る必要があります。BKIプリスクールでは付き添いの先生の保護下で、公園以外にもスクール内でヨガ体操、マット運動を行います。日々の自由な体の動かしは、自信の向上、問題を解決する能力を身につけ、不安感を減らす助けにつながります。

  • 保育施設は広々とした原っぱと木陰のある公園に近接しています。

  • 屋外での自由な遊びの時間が、毎日のスケジュールに組み込まれています。

  • 通常のプロジェクトは基本的に園児たちによって進められます。今までのトピックスでは自然について考えることも度々ありました。地球温暖化とそれに対して私たちができる事、どうすれば川や木を守ることができるのか、リサイクル、今ある資源に責任を持ち無駄使いしないかなどが挙げられていました。

    自然界を含めた他の関連するトピックスとしては:植物はどのように育つのか?土の中にはどんな生き物がいるのか?地球という惑星はどんな姿をしているのか?地球に住む動物は人間以外に何がいるのか?宇宙や星についてなど、様々なプロジェクト活動が、子どもたちにとって理解を深めます。

  • BKIで作られた多くのアート・プロジェクトは、公園で集めた自然の素材から作られています。毎日の生活の中で、子どもたちが実際に触れたり、観察したものを使うことで、自然について深く考える機会を与えるという役割も果たしています。

  • 自然以外に取り入れられた工作材料の多くは、全国からご寄付いただいたリサイクル品を使わせていただいています。

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