BKIメソッドの概要
子育てには正解はなく、その道のりは長く、膨大なエネルギーがいるものです。どれだけ必死に頑張っても、時として子どもの本当の素質を見出すことができないことも。そんな時に重要なのが、これまでと違う視点で子どもを見ることです。親御様がお子様に注ぐ愛は誰よりも大きいことは存じておりますが、BKIは親の心が平穏であることこそが何よりも大切だと考えます。
BKIでは子どもたちがどんな時でも心を開き、のびのびと成長できるよう解放的な環境を整えております。また、BKIの年長児たちは、分からない事を放置せず、どんどん質問をするという習慣を提示し、答えに到達できるよう成長させる科学的なアプローチを身に着けていきます。子どもの疑問や質問に対してすぐ答えを与えるのではなく、答えを導き出すための手段や案内役に徹します。答えに到達するまでに、時間を要するアプローチではありますが、本人が納得できる答えが出るまで決まった答えのない自由回答形式の質問を繰り返し投げかけることに意味があると考えます。
(幼稚園児・未就園児のBKI教育についてもっと詳しく知りたい方は面談にてじっくりお話しいたしますのでぜひご気軽にご相談ください。)
BKIが導入しているイタリア発祥のレッジョエミリア教育法は多くの幼児教育専門家に評価されております。レッジョ・エミリア・アプローチはとても興味深く“生きた”教育実践法を提示していることで有名です。日本の子ども達にも外国の子どもたちと同等*の経験をして貰いたく、BKIでは、これを100%英語環境で指導いたしております。
入園した園児の航海は、まずグループ内での社会性を身に付けるところから始まります。同じ年齢の男児と女児が同じ空間を共有することで、子どもたちは人には様々な個性があることを学び、より早く社会生活に必要なルールや振る舞いを身につけます。
お子さまがグループの中で居心地よく過ごせるようになったことを確認したところで、生きていく上で必要な自助能力を伸ばす段階に進ませるお手伝いをさせていただきます。例えば一人で靴下を履く、上着を着る、ジッパーを上げるなどの指導をプロの下で教わるようになります。このようなスキルは親の負担を軽減するだけでなく、子どもの大きな自信、ブースターとなります。トイレ・トレーニングももちろん指導させていただいておりますのでご安心ください。
お子さまがBKIを巣立つ際には、自信に満ちて、社会性に富んで、様々な状況に適応できる、バイリンガルな子に育てられていることをお約束します。完全英語の環境のもとで育ち、英語で転ぶことなく将来日本や海外を引っ張る有望な存在として、育つことが期待できるはずです。小学校でも英語が必修科目となっているいま、お子さんはBKIでの経験を大いに生かすことができます。BKIの卒業生は、アメリカンスクール(ASIJ)や明星学園、クリスチャン・アカデミー、近くの公立学校など、実に様々な学校に進学しております。進路にお悩みのご家族様には特別お手伝いもさせていただいておりますのでいつでもご相談ください。お子さまに一番合った学校が見つかりますよう、こちらも全面サポート致しますのでご安心ください。
*私どもが言う“同等”は、イタリアのレッジョ・エミリア市と全く同じ環境を整えることを意味するものではありません。イタリア以外の多くの学校でも確かに、レッジョ・エミリアの哲学や実践方法そのままのアプローチを取り入れてはいます。しかし経済的にも文化的にも政治的にも歴史的にも大きな違いがあるここ日本で、私どものアプローチは日本の環境に合ったものを独自の判断で慎重に選び取った上で採用しております。